坂本九

最近、坂本九の歌をよく聴きます。


聴くたびに(誇張ではなく本当に聴くたびに)、なんてすごい人なんだろうと思います。歌を聴いただけで、その人と話してみたくなるというのは初めての経験です。歌そのものの内容は、別に大げさなことを歌っているわけではなく、女の子に声をかけるとかけないとか、みんなで笑おうとか、そんなものばかりです。例えば有名な「明日があるさ」にしても、気になる女の子に声をかける勇気が出なくて、今日も結局ダメだった、明日こそ声をかけよう、明日こそ…みたいな内容です。それにも関わらず、聴くだけでエネルギーを与えられて日々の活力になる歌だと思います。


歌いまわしがすごく独特で、一見「かっこいい」と「かっこ悪い」の境界線のかっこいいスレスレのところを歌っているように思えるのに、それがものすごく心に響くのが不思議です。


自分の国に、彼のような誇れる歌手がいるのは嬉しいことです。


追記:12/15の日記に写真を加えました。