博士号取得パーティ

夕方に、甘いものを買いに最上階のカフェテラスに行ったら、なぜか人がたくさん集まっていました。


何かパーティがあるのだな、と思ってそろーっと自販機にお金を入れてお菓子を買おうとすると、見知らぬおじさんが近くに来て、「そんなの買わなくていいから、いいから、こっちにある食べ物を食べなよ!」みたいな感じ(完全にフランス語で理解できず)で、カウンターにある食べ物を勧めてくれました。「何のパーティですか?」と聞くも結局よく分からないままにそちらに行くと、そのおじさんが「飲みものは何を飲む?シャンパン?コニャック?」と尋ねるので、さすがに仕事中にコニャックは…と思って(といいつつ直前まで居眠りしてた)シャンパンを選びました(断るのは日本人としての良心が許さなかった)。折角なので、ピザやオリーブなどを取ると、カウンターの反対側に以前知り合ったチュニジアから来た女の子がいたので話しかけに移動。するとそこに、ジャン・ノエルさんはじめ知り合いがカフェテリアにちょうど入ってきました。彼らもコーヒーをたまたま飲みに来たようで、既にシャンパンと食べ物をもっている僕を発見して笑っていました。


ジャン・ノエルさんの話で博士号取得のお祝いパーティだと判明(多分そうじゃないかとは思っていた)。そして最初に食べ物を勧めてくれた男性は、博士を取った女性の父親だと分かりました(本人に直接聞いた)。本人や家族が一生懸命動いて、来てくれた人に食事や飲み物を振る舞っていました。少しだけ博士を取った彼女と話をして、おめでとう!と言って仕事に戻りました。何だか偶然だけど(だけに?)楽しかった…。本人やご両親にとっては最高の日ですね!


書き終えてみると、括弧が多い文章ですみません。