郊外へ

マルヌ川沿いをお散歩

今日は午後から、ひとりでRERに乗ってパリ郊外に出かけてみました。


特に目的はなかったのですが、Joinville le-PontというRER Aの駅で降りて散歩して、さらに終点まで行ってまた帰りの電車に乗って帰ってきました。郊外にも素敵なお宅はありますが、基本的には高層マンションや工場、ショッピングセンターなど、殺風景な景色が広がっていますね。途中にあった墓地以外には、特に心ひかれる風景はありませんでした。日本の墓地では墓石が立っていますが、こちらは寝ているんですね。


それでも、残りの人生で僕はもうこの場所には来ないのだろうと考えると、なんだかそこにいることが不思議に思えて、独特の感慨があります。さらには、人の一生で地球全ての景色を見尽くすことなど不可能なのだから、死ぬまでに一度も見もしない景色が沢山あるのだなあとも考えます。